- 投稿 2018/10/05
- HSCのトラブル事例 - 小学生

母親にとって女の子を育てていて楽しいことの一つに髪の毛を可愛くしてあげるというものがあるのではないでしょうか。
可愛いヘアゴムやリボンを使って編み込みをして・・・。
ところが私の場合、娘の髪の毛を結んだり梳かしてあげる時間は恐怖の時間でしかありませんでした。
娘の髪事情~美しい恵まれた髪質なのに
娘の髪の毛は明るめの黒でとても細いです。
生まれた時からきちんと生えそろっており助産師さんにも「いい髪しているねぇ」と言われたほどです。
直毛に見えますが、美容師さんが言うには少しだけゆるいウェーブがあるとのこと。
長い髪が好きで肩甲骨の下あたりまで伸びています。
手入れさえしっかりしていればとてもツヤツヤに輝く質の良い髪なのです。
そんな恵まれた美しい髪を持っているはずなのに、娘の髪がキレイな状態でいるところを見ることは少なかったと思います。
髪を洗うのが大嫌い
娘は髪の毛を洗われるのを嫌いました。
理由は水に濡れることが苦手だから。
毎日洗いたいのに2~3日に1回洗うのがやっと。
髪を洗った後にドライヤーをかけますが、とにかく完全に乾いていないとダメなようで娘の長い髪を満足いくまでに乾かすのには最低40分はかかります。
毛先にほんの少し水分が残っているだけでも無理。
夏の暑い時期は特に大変で、私はドライヤーだけで腕はパンパン、ヘトヘトになってしまいました。
できれば短くしてほしいのですが、本人は長い髪が好きみたいで絶対に切らない宣言をしています。
もちろんシャンプーするのも一苦労でリンスは完全に拒否。
シャンプーだけでも別にいいのですが、やっぱりもつれないためにはリンスしてほしいのですけどね。
こんな状態ですから娘の髪はいつも鳥の巣のようでした。
髪の長いお友達はサラサラして子供らしい自然な輝きを発しているのに、うちの娘だけはなんだかボサボサ・ベタベタ汚らしい印象でした。
それでも長ければ可愛いと思っているのが子供らしいというか浅はかというか。
もつれていれば可愛くないといくら言ってもピンとこないようでした。
髪を梳かす痛みに激高する娘
髪の毛を他人にいじられるのって、自分でやっている時と比べてすごく敏感に感じるものですよね。
娘はその敏感さがものすごく強いのです。
→ HSC(HSP)に多い感覚過敏や心の敏感さとはどんな症状か
もつれた髪を梳かそうとすれば、細心の注意を払っていても引っかかってしまいます。
その度に怒って泣き出します。
次第に髪を梳かそうとすると「痛いのはイヤ!」と逃げ回るようになりました。
でも梳かさなければ細い髪の毛はどんどんとからまって更に悪循環になるのは目に見えています。
「だったら短く切りなさい!」
「長い髪が好きなんだもん!」
「ママは私がどんなに痛がっているか分からないの?!」
「どうして痛いって言っているのに嫌なこと(梳かすこと)するの!!!」
「どうして大人なのに痛くなくできないの!!!!」
・・・実に理不尽な話です。
娘は大人なら何でもできると思っているみたいです。
そしてできない私(母親)をひたすら責めます。
髪が引っかからないブラシをネットで見つけて購入してみましたが結果は少しマシになった程度。
そもそも手入れを怠っているのが元凶ですから。
髪を結ぶ時の要求とこだわりが凄すぎる!
また、体育のある日は髪はどうしても結ばないといけません。
娘は結ぶことは承諾しましたが、その要求とこだわりが凄すぎました。
まずは位置。
一つ結びの場合は頭の「ど・真ん中」で結ばないといけません。
つまり「鼻のてっぺん→頭のてっぺん→背骨」ライン上ですね。
ですがこの位置は娘の感じ方にゆだねられているため、見た目では分からないのです。
「ちがう!」
「右すぎる!!」
「左すぎる!!!」
このやり取りが延々と続きます。
次第に本人も訳が分からなくなっていくのでしょう。
まったく位置を動かさずに「ちょっと右にしてみたけどどう?」なんてやってみても「今度は右過ぎる!」なんて言いますから。
また二つに結ぶ時も、左右そして上下の位置に相当こだわります。
少しでも自分の感覚でバランスが違うとしっくりこないのか、やり直しを要求されます。
一時間やり続けても納得がいかないこともしばしば。
その間に髪がひっかかり泣く羽目に。
一度こうなれば登校もままなりません。
これで何度遅刻したことか・・・。
「もう自分でやりないさい!!」
「だってできないもん!ママは私ができないことをやれって言うの!?いじわる!!!!」
日々こんな状態で私はノイローゼになりかけました。
ゴムがとれそうな感覚もNG
もう一つ問題がありました。
娘は髪ゴムにも相当のこだわりがありました。
単に痛いゴムがイヤだというだけではなく時間が経ってゴムが緩んでくる感覚にも我慢がならない様子でした。
どんなタイプのゴムを買っても娘が満足することはありませんでした。
しかも娘の要求するレベルですと、もはや二次元の世界(アニメ)じゃなければ無理じゃない?というくらいなもの。
最初にギュッと結んだ時の締め付け具合が永遠に続いてくれないとイヤみたいで(笑)
少しでも「戻る感覚」があるとゴムが落ちてほどけてしまうのではないかと心配になるそうなのです。
「大丈夫だよ、ほどけないよ」
もちろん母親のこんな言葉は信用しません。
「じゃあもしほどけたらどうしてくれるの?誰が直すの?」
担任の先生は男の先生、いえ女の先生でもここまでは頼めません。
お友達もまだまだそこまでできる歳ではないし・・・。
「じゃあ先生にお願いしてママがずっとついている?」
「そんなのイヤ!恥ずかしい!」
そういう感覚はあるんだ・・・。
・・・とまあ解決方法のない・無意味な言い合いが延々と続きます。
我が家ではこんな「髪の毛戦争」が小学校高学年になるまで続きました。
<7歳 小学1年生 女の子>
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